Blog「星の光」

(2025年6月14日)

No.156 古代文字「蕗」カエルの雨傘、梅雨の「石蕗」(つわぶき)

創作!?古代文字「蕗」
『字統』には、「声符は「路」(ろ)。ふき。その茎を食用とする。また甘草の異名にも用いる。(一部抜粋)」とあり、文字は掲載されていません。オンライン上の『中国書法字典』を調べてみてもやはり文字は掲載されていませんでした。比較的古い書物には植物としての「蕗」のことが記されているそうなのですが、古代文字の字形と言える現存する出典が不明なのだと思います。

そこで、草冠と声符の「路」をアレンジして書いてみました。通常、作字はしませんが、草冠も路も古代文字の形はハッキリしているので。。。
ちなみに「路の「各」は、祝禱して神をよび、神霊が降ることを示す字で、路とは神の下る道をいう」(『字統』)より。草冠は、草の象形で、組み合わせてもなんかとても縁起の良い文字です。

今日はちょこっと、植物の「石蕗」(ツワブキ)のお話です。
この時期、しばしばカエルの雨傘のモチーフで絵本の挿絵などに描かれることが多い、ハート型のかわいい植物です。

「石蕗」は国内の本州、四国、九州の海岸付近によく見られる常緑の植物で、自生しています。
和名の由来は諸説あるようですが、一説には、葉が丸く、艶があり、ハート型でフキの葉に似ていることから「ツヤブキ」の意味でこの名がついたと言われています。
ツワブキの根茎を乾燥したものを生薬「橐吾(タクゴ)」といい、健胃、食中毒、下痢に対する効果が報告がされているのだそうです。(情報源:公益社団法人日本薬学会公式サイトよりhttps://www.pharm.or.jp/flowers/tsuwabuki.html)

カエルがとても似合っているだけに意外ですが、俳句の世界では、「石蕗」といえば冬の季語なんですね。「石蕗」は常緑ですが、初冬の寒々とした枯れ草の間に黄色い花を咲かせるので、冬の季語。冬の花らしく、花言葉は「謙遜・愛は蘇る・困難に負けない」といった春の到来への希望を抱かせ、元気づけてくれます。
種田山頭火も、冬に石蕗の句を詠んでいます。

「雨ふればふるほどに石蕗の花」(種田山頭火)

今日お散歩していたら、いつもは気づかない石蕗に目が行きました。
梅雨の石蕗といえば、カエルの雨宿り、カエルの雨傘🌧️🐸☔️。
今日はカエルには出会えなかったけど、雨に濡れてキラキラの緑の石蕗の葉を見ていたら、周辺でカエルが楽しく遊んでいそうな気がしました。

先週、ライブ✨でカエル🐸✨でした。
今夜は瞑想〇〇✨が今から楽しみです。。。
ありがたい週末🌹✨🙏✨

写真は、今日のお散歩、
近所の公園のビオトープに自生する「石蕗」です。

今日はおやつで滋養強壮!?
人参ジュースと枝豆ジュース
枝豆ジュースには、ブロットコリーとほうれん草も入れてみました。いつもはコンソメで味整えるけど、今日は素材のみ。
オリーブオイルも3滴づつ✨

まだ午後ですけど、今日もお疲れさまです。
いつもありがとう✨😘✨