Blog「星の光」

(2025年3月29日)

No.102 古代文字「葉」 オリーブの新葉とインスタントラーメン(短歌)

古代文字「葉」
木の新しく出た枝を示す文字。後漢代の『説文解字』は「艸木(くさき)の葉なり」とあって、葉は薄いものであるから、すべて薄いものの意に用いる。と説明されています。(『字統』より)

いま住んでいるお部屋は1階にあります。
外の通りから部屋の中が見えないように木目調の柵があり、さらに柵の外側には、狭いですが生垣を作れるスペースがあります。このスペースは大家さんが管理されているのですが、そこに大家さんがオリーブの木やちょっとした季節の草花を植えて、いつもキレイに手入れしてくださっています。
柵の内側は、自転車置くスペースということですが、自転車持ってないのでプランター置いていろいろ育てています。
育てている…というか、下の写真に写っている植物たちのほとんどが、もとは手のひらサイズ。お部屋で飾っているうちにぐんぐん大きくなってしまったので、植え替えて外で暮らしてもらっています。

一昨日、オリーブの木が、「新葉」(しんば)が出たので見てね!と言わんばかりの角度で、その枝を柵の内側に伸ばしていました✨
早速パチリと撮ったのですが、古代文字の「葉」の字源は、葉っぱというよりは新しい枝を示していますので、文字のイメージにもピッタリ。これは載せねば…とUploadしてみました。

「新葉」の現代の意味は、説明するまでもないですが、新しく出た葉っぱのこと。
私がタラタラ言葉を綴るよりも、新葉の写真1枚で、ずっと爽やかな光を届けてられるなと感じました。
植物の生命力はすごい。

「新葉」は「若葉」と同じ意味、同じ時期の季語なのに、不思議と今の時期は新葉を、若葉は桜の季節の後に使いたい言葉です。
その次が、新緑ですね。
「新」は「あたらしい、はじめ」の意味。字源としては針と木の象形文字で新木を採るときの選定の儀礼に関わる文字です。
「若」は「わかい」、祝禱して祈り舞う巫女さんの象りをもとにした文字だそうです。
このように、「新」と「若」は、古代文字の意味からするとそれぞれ異なるコンテクストの文字ですが、漢字の現代の意味でいうと、「新」「若」ともに共通の意味合いもあれば異なる意味もあって、その時々の季節とのマッチングも微妙にあるのかもしれません。

とにかく影響を強く受けやすい季節うつの期間が終わって、目覚めというか再生という意味を込めて、今日は「新葉」を思いながら古代文字の葉っぱを書いてみました。

今後のBlogで「新」「若」の古代文字も早めに紹介予定です。
これまで書くと言ってまだUploadできていないのは、石シリーズと結ぶシリーズの続きと四神、習っている篆刻のこと(石を掘るので石シリーズで取り上げる予定)、暦シリーズの続きなど。
書こうと思って途中になっているのは、祝詞編。祓戸の四女神、一昨年のバスツアーで訪れた九頭龍神社、父の故郷の島根・出雲大社お参りシリーズ。美術館シリーズなどなど。

今日は、新しい100回で、これまでよりもうちょっと頑張ってみようと思っている短歌。
また性懲りもなく、インスタントラーメン🍥です。

「オリーブの新葉出でてカメラ目線 誇らしそうに我に投げかけ」
Hoshi no Hikari



昨日のオリーブの木の新葉

1月に芽を出して、古代文字「芽」とともに紹介したスイセン。
葉が長く伸びました✨残念ながら今年はまだ花が咲いてないですが、そろそろスイセンにはお休みの季節。
来シーズンまでの休眠中に土に肥料をたくさん混ぜてみたいと思います。
かなり前ですが、沖縄で買ってきた手のひらサイズだったガジュマル、こんなに大きくなりました。葉っぱがちょと風邪ひいてますけど。

下の写真は、大好きな新宿御苑大温室のシダの新芽です。


このシダの新芽には、新宿御苑「温室こばなし」として、下の写真のように説明が添えられています。
「ニュージーランドには多様なシダが自生し、古来より先住民族・マオリ族に撮って身近な植物です。例えば渦巻いたシダの新芽は「コル(koru)」と呼ばれます。外に向かってこれから開こうとする姿から「新生」「再起」「調和」などの象徴とされています。そのような意味合いから、伝統的に彫刻やネックレスなどのモチーフとして好まれて使われています。」

今日はこれからY’s universeのエネルギーワークライブの日です。
2つの瞑想があるありがたいSaturday Night💫で楽しみです。

ろうそくを準備。
歴史的に、危険を回避したりしながら生き延びてくる上で人類を守ってくれた炎
そんな炎を見つめると、人は安心できます。瞑想でも雑念が減り集中できます。
吉濱先生によるとこれも人類の防衛本能由来の効能だそうです。

Y’s universeは、会員からの質問に答えてくれる動画や書き言葉で伝えてくれる様々なコンテンツ以外にもエネルギーワークがあリます。世間のヒーラーなら高額なエネルギーワーク。それよりはるかにすごいワークが毎月10本近く、別途オプションではなく、会費コミコミ3800円で提供されていて、会員ならじゃんじゃんフリーで受けられて、本当にありがたいです。
同時に、こんなことをやってのけられること、吉濱先生のようにご自身のあらゆる力を全力で良きことのために注ぎ続けられる人生が本当に素晴らしくて羨ましいです。
白川先生も、漢字の構造のご研究に生涯その持てる力を全て注いでこられた人物だったと感じていますが、実に、世の中にはすごい人たちがいるもんだなとつくづく思います。
自分が日々やること、ささやかでも、そういう人々の仕事の光を増すようなものでありたいです。

今日のおやつコーナー✨
和菓子が続いてしまいますが…硬くならないうちに。
昨日、老舗の「宝来屋」に並んでお花見団子と一緒に買ったこの時期限定の桜と蓬のお大福です。

余計なことですが、古代文字「見」で目玉おやじのような目が印象的だったせいか、2つのお大福が目玉のように見えてしまいました。ちょうど器の赤絵の丸い模様と合わせてニコちゃんみたいでいい感じです👏

おつかれさまです。
いつもありがとう😘