Blog「星の光」

(2025年4月8日)

No.111 古代文字「季」 

古代文字「季」
「禾」(か)と「子」とに従う会意字。
これと同じ構造法をとるものに「年」「委」があり、いずれも稲魂(いなだま)に象る禾を被って舞う人の形である。季もまた幼少のものが、穀霊に扮して舞うことを意味する字であろう。『字統』より。
ということで、稲魂とは、以前のBlogでも説明しましたが、簡単な説明として「古代、稲は稲妻をうけて結実すると信じられたことから、雷雲の間、あるいは雷雲と地面との間に起こる放電現象によりひらめく火花。 稲光。」と、Wikipediaですが、わかりやすいです。

気持ちの上では、新学期が新しい1年の始まりのような気分です。
これから、1年間のサイクル、学年歴がスタート。

勤務している大学は、クォーター制も部分的に導入していますし、9月入学もありますし、留学生も不定期でやってくるので、いろいろなサイクルが同時に走っているのですが、それでも4月入学が最も学生数が多く、全体としてはやはり1年の始まりです。

私は、新入生の全学部の学生たちが嫌でも受講させられる全学共通の必修科目担当。
自分の専門以外にミッション校として伝えねばならないことを課された授業です。
そんな要件ある授業ですし、受講生の側も卒業単位だから嫌でも履修、やらされ感満載の授業ですから、正直なところ教壇に立つのはツライ💦それに、1年で一番忙しい時期💦

そこで、ヒラメキました。
講義内容、お勉強はソコソコにして、基本的な生活習慣身につけるのを目標にします。

・チャイム鳴ったら、まずはストレッチ
・正しく座って10分瞑想
・メタ認知と注意制御機能のお話
・認知バイアスについて学んで、それぞれが宿題で認知バイアスとその根拠を探してくる
・望ましい生活習慣作りのためのトークンエコノミー
(身につけるべき生活習慣とやめるべき生活習慣)
・タントウコウ

世の中の既存の人文科学、社会科学の大部分が、そもそもバイアスかかった認知を土台に研究が積み重ねられているので、吉濱先生の体系的な理論を学んでいるうちに、なまじっか勉強するより、まずは健全なフィジカル、健全なメンタル、健全なスピリチュアリティで現実をしっかり生活していく力をつけることのほうが遥かに素晴らしいことだと実感するようになりました。
心身健康に鍛えながら、おかしなものに気づく力を養って、全身全霊!で?自分の幸せを選ぼう!!って新入生たちに伝えたいです。

「季」という文字は、穀物の豊かなみのりを神に祈って舞う子供たちを示す文字のようですが、私のこれからの1年の労働の実りも、たくさんあるといいなと思っています。

講義期間を目前に控えて、高まる緊張感・・・
たまたま目についた樹々の写真から大きな力をもらいました。
掲載の写真はすべて新宿御苑で2024年撮影です。
木々は場所を変えることなく、何も言わずにそこにただ佇んでいるようでも、四季折々の姿をあらためて眺めてみると、人間よりもはるかに躍動的で活動的ですね。
木として生まれて、木としての生命を全うして、人間の衣食住生活、あらゆることを支えてくれています。
写真見てるだけでも木のエネルギーもらえました。
木の力、分けてもらって、これからの4つの季節、頑張って走ります✨

春の新宿御苑


プラタナス(モミジバスズカケ)の若葉(2024年4月撮影@新宿御苑)


春の大銀杏


夏のもみじ

初秋のもみじ


紅葉


晩秋の大銀杏

冬のハルニレの木(2024年2月9日撮影)


寒梅


冬、1月から2月に咲く早咲きの「寒桜」(2024年2月撮影@新宿御苑)


今日のランチは、冷蔵庫に残っていたお野菜一掃のお弁当作って持っていきました。

今日のおやつ✨
ローズヒップティーと
シークァーサーのレモンケーキ✨

おつかれさまでした💗
今日もありがとう✨😘✨