





古代文字「碧」
ヘキ・みどり・あおみどり。「白」を声符とする形声字。
『説文解字』には「石の青美なるもの」とあり、碧玉をいう。崑崙(こんろん)に珊瑚碧樹(さんごへきじゅ)を産するといわれる。と『説文解字』にはあるそうです。
また、別の中国の古い文書では、「その山、その下に青碧多し」とあり、その注として「亦玉の類なり」とあるそうです。その玉色より色の名となり、碧空・碧海・紺碧のように用いる。と『字統』で説かれています。
崑崙とは崑崙山脈のことで、Wikipediaの説明ですが、崑崙山脈は「中央アジア地域にある約3000kmに及ぶ大山脈で、標高6000m以上の高山が200峰以上連なっている。新疆ウイグル自治区タクラマカン砂漠の南、チベットの北部、中国の西部にあたる」そうです。そこで産すると書かれている「珊瑚碧樹」は、調べてもよくわからなかったのですが、碧樹とは、松や椿のような落葉しない、いつも青々としている常緑樹、常磐木(ときわぎ)のこと。ちなみに、珊瑚樹とは実が赤く美しいすいかずら科の常緑高木。
文字の用例として、青々した常緑を碧としたのでしょうか…
そういえば、「碧玉婚式」という言葉は、結婚65周年を祝う記念日のことだそうです。
明日、4月13日は満月
4月の満月は春の桜にちなんで「ピンクムーン」と呼ぶらしいです。
今年の満月の中で、最も小さいのだそうですが、小さくても申し分なく満たされたもの…と何となく思っていたら、すぅっと「碧」という文字が心に浮かんできました。
ところで、書道の雅号について
雅号は通常、二文字の漢字からなる名前です。
かつて所属していた書団体では、一文字目を師の名前からつけることになっていましたので、書団体を去ってその一文字はもう使っていません。
もう一文字は、台湾在住の篆刻家の王礎石先生につけていただきました。
印材の石を、ご自分で険しい山に登って切り出してくるという著名な先生でした。
たまたまお目に書かれて、雅号の一文字に良い文字を尋ねて、私にくださった一文字が「珺」(当用漢字にはない文字で、クン・中国語読みはチュン)。
「珺」の意味は、「最も美しい石・玉」のことだそうです。
嬉しかったのと、王先生は書団体のかかわりもなかったのとで、今も「珺」一文字の印をたまに使わせてもらっています。
「珺」は色が示されていない玉ですが、古代文字の「碧」を書いていたら、いろいろな青の美しさが心に思い浮かんできました。
うらやましいです、「碧」。
「星光」は、宇宙で光輝く星のことを思いながらつけた大事な雅号!?ですが、
地上で光輝く美しい石、二つの玉の名、「碧珺」をもう一つの雅号にしたくなりました。。。
「碧」、きっと、エメラルドグリーンとサファイアブルーを光で混ぜたような色。
さざなみインコちゃんのターコイズブルーも碧色
碧海、碧空も、碧い色いろいろ…。
伊勢神宮・皇大神宮(内宮)を流れる五十鈴川
水が清らかで小魚が泳いでいるのが見えます。
伊勢・二見興玉神社の鳥居としての門石と、その向こうの海面下に猿田彦大神縁の興玉神石
伊勢・二見浦の禊の浜
出雲・稲佐の浜
今日のおやつ…
明日は4月13日、ピンクムーンの満月なので、
満月に見える!?黄身しぐれという和菓子✨
ライブで2つの瞑想✨
贅沢なありがたい時間でした✨
🌹🌹🌹🌹
おつかれさまでした。
今日もありがとう💓😘💓