





古代文字「夏」
儀容(ぎよう)を整えて舞う人の形の象形文字。
早いもので、今日は「夏越の大祓」。
「大」も「祓」もすでにBlogで書いたことがあるので、今回は「夏」。
Y’s universeのコンテンツで吉濱先生が「大祓詞」(おおはらいことば)を唱えている「祝詞」(のりと)の動画があります。
とってもパワフルな浄化のエネルギー、いざという時のお守り動画です。
そういえば、霊的な感受性が強くて、心身のコンディションが良くない時に、ヘンな気が漂う神社に行くとやっぱり変なもの拾ってしまうらしいです。
わたし、結構やらかしてしまったと思います。
気の良し悪しは感じるのですが、良くない所ほど、行かねばならないような気がしてしまう…
浄化に行かねば…みたいに意を決してお参りに行って、自分なりに光を降ろす儀式!?みたいなのを自己満足でやってくるのですが、もう辞めようと思いました。
そんな、できないことを気負うのはやめて、脳の働きを健全に!!!
単に、注意制御機能の問題!!!
注意が良くないものに向いているから、ネガティブなものを発している場に吸い寄せられるように行ってしまうという、それだけの話なんだと思えるようになりました。
それから、もう一つ注意することは、祝詞などを熱心に唱えると、余計に良くない気を吸いやすい状態になってしまうらしい…。
これも確かに実感としてあります。
こういうことを知識で理解させてもらったおかげで、最近は、急に憑き物が落ちたように、神社に行きたい欲求がなくなっていましたが、「夏越の大祓」の時期、久しぶりに明治神宮と出雲大社東京分祀に、半年無事に過ごせた感謝に行ってきました。
出雲大社東京分祀は、御神前での神事に参加して、久しぶりに「大祓詞」唱えてきました。
神事の始まる前、フリガナ付きの「大祓詞」と、四角く切った小さい白い紙がたくさん入っている「切麻」(きりぬさ)と書かれた袋をいただきました。
「切麻」は、神道の祓具の一つだそうです。神事の中で、大祓詞を御神職とともに唱えた後、左手に「切麻」を全部出して、そこから左肩、右肩にポンポン紙を当てます。このお作法は、神社によってさまざまやり方は異なるようですが、いずれにしても、紙がそのまま床にパラパラ落ちるので、その紙は拾わず、完全に落とします。
昨年の夏越の大祓は、氏神さまの須賀神社で「茅の輪くぐり」をしてお祓いしましたが、「大祓詞」と「切麻」でお祓い神事は初めてでした。
宗教として出雲信仰を持つとか、家に神棚つくるとか、そんなことするつもりはないですが…
どんな宗教でも宗教的な習わしや神事などの所作、シンボルなどには、目に見えないエネルギーを享受しやすくする仕組みというか、仕掛けのようなものがたくさんあると思います。
何かの節目に、たまに良いエネルギーが満ちているところに感謝に行く…そんな程度に健全にかかわりたいです。。
六本木の出雲大社東京分祀
夏越の大祓は6月30日ですが今年は月曜日なので、働いている人が参加できるようにと28日(土)29日(日)にも大祓の神事が開催されました。
大祓の神事の前に貸してもらった「大祓詞」と「切麻」(きりぬさ)
「大祓詞」は、ネットを検索すれば、全文読み方も現代訳もいろいろ紹介されているので、Blogで紹介することもないのですが、「國學院大学伝統文化リサーチセンター」の公式サイトでは、そもそも「大祓詞」がどういうものなのかという由来や、「大祓詞」の意味が構造的に掲載されていて、「大祓詞」中に登場するいわゆる「祓戸の四神」のことも含めてすごくわかりやすいです。
大祓詞について
典型は平安時代の法制書『延喜式』巻八に「六月晦大祓」という名で所収。
(1)朝廷官人への祓の実施の周知、
(2)日本の人々による罪の発生から神々による罪の消失に至る祓のプロセスの周知、
(3)卜部への指示の周知、
以上3要素から構成される。なお、中臣祓は大祓詞と概ね同文だが、人々は状況に応じ表現などを変化させ用いた。國學院大学伝統文化リサーチセンター公式サイト「おはらいの文化史 大祓詞」
https://www2.kokugakuin.ac.jp/kaihatsu/oharai/t_02.htmlより
國學院大学伝統文化リサーチセンター公式サイトの「おはらいの文化史 大祓詞」では、「大祓詞」の意味の解説に、全体の構造がわかりやすい見出しと小見出しが付けられています。
素晴らしいので、訳文含めて全文をコピペしたいですが、ルール違反になるので、ここでは、構造を示す小見出しのみ引用させていただきました。
✨「大祓詞」の前文
(1)開式宣言
(2)儀式の趣旨開陳
✨「大祓詞」の本文
(3)天孫降臨の故事と天皇統治の淵源
(4)罪の発生と罪の種類
(5)大祓の行事実施の教示
(6)罪消滅の予言
(7)罪消滅の状況
(8)罪消滅の経路と神々の関与
(9)本日の実施の大祓による罪の消滅
✨「大祓詞」の後文
(10)祓えつ物棄却の命令
こんな構造になっているのですね。
「祓戸の四神」とは、それぞれ罪や穢れを祓う役割を担っている四柱の神々のことです。
「大祓詞」の構造の、上記の(8)に四柱の役割が示されています。
✨瀬織津比売神(せおりつひめのかみ・川の神様で、罪穢れを海へと流す役割)、
✨速開都比売神(はやあきつひめのかみ・海の神様で、瀬織津比売神が流した罪穢れを飲み込む役割)、
✨気吹戸主神(いぶきどぬしのかみ・根の国、底の国とこの世を繋ぐ神様で、速開都比売神が飲み込んだ罪穢れを根の国、底の国に息吹として放つ役割)、
✨速佐須良比売神(はやさすらひひめのかみ・根の国、底の国にいる神様で、気吹戸主神が放った罪穢れを、さすらって失わせる役割)
島根の出雲大社の正参道の途中に、この四柱の神を一緒にお祀りしている小さなお社があって、ここでお詣りしてから本殿に詣でるのがお作法とされています。東京分祀にも同様に、本殿の左側に祓戸の四神をお祀りするお社があります。
…というわけで、
今年も半年間、無事に豊かな日々を過ごせて、神さまと守護神に感謝✨🙏✨
半年間のやらかし、祓ってくださって、神さまと守護神に感謝✨🙏✨
今日のおやつ!?
トマトジュース✨
レモンと「高いGABAトマト」っていう機能表示食品のトマトで作ってみました。
美味しい…
おつかれさまでした
今日もありがとう😘✨