Blog「星の光」

(2025年7月22日)

No.187 古代文字「杏」夏の青い銀杏と緑のカマキリ

古代文字「杏」
『字統』には、「枝に木の実のある象形であろう」と書かれています。

樹木になる果実は、太陽と樹木のコラボというか、異なる力が豊かに結実したものの象徴に見えて、心に喜びが湧いてきます。
写真は、近所の公園の銀杏の木。
秋の銀白の銀杏とは異なる、青い「夏銀杏」が豊かに実っています。

イチョウの漢字が「銀杏」なのは、その実の形が杏(アンズ)に似ていて、堅い殻の部分が銀白であることに由来するそうです。また、木の名前は「銀杏イチョウ」だけど、その実は「銀杏・ギンナン」。

「杏」を「なん」と読むのは、英単語で2つの単語が連結した際に発音が変わる現象(いわゆるリエゾン)と同様、直前の「ぎん」の「ん・n」が「杏・あん・an」にかぶって「なん・nan」と変化したようです。イチョウの杏は、アンズの木の杏を小さくしたような実です。

イチョウの木には、雌株と雄株の区別があり、ギンナンの実が実るのが雌株で、実がならない方が雄株だそうです。
近所の公園の銀杏は女性だったのですね。
下の銀杏は、新宿御苑で昨年撮影した大木土門の銀杏。雄株の銀杏のようです。

今日のお仕事は夕方からだったので、昼間に毎月通っている美容院に行ってきました。
美容院が神宮前なので、恒例の明治神宮本殿・神楽殿と夫婦楠木にも参拝。
神楽殿に行ったとき、ふと窓に目をやると、キレイな黄緑色した大きなカマキリが!!
写真のカマキリです。ピンぼけしてるけど。
神様の遣いと言われるカマキリ、神社で見かけるといっそう縁起が良いときいたことがあって嬉しかったです。それから明治神宮ミュージアムの夏の新しい企画展「御肖像と御召物」を見てきました。


神楽殿の窓にとまっている大きなカマキリ

暑い日でしたが、神宮の杜が爽やかでありがたく、やっぱり七夕さまとおんなじいつものお祈り✨🙏✨

明治神宮ミュージアム
企画展「御肖像と御召物」開催中

いつもならこの後、猿田彦珈琲店に行って、猿田彦大神🐵さまのこと思い出しながら、猿田彦ブレンドをほっこり楽しんで帰るのですが、最近、店舗の内装が疲れているようなので(すみません)…またいつか。
神様のお名前がつけられているお店だから、いつも店内キラキラピカピカでいて欲しいです。

今日のおやつ
夏はやっぱり、リコピンいっぱいのトマトジュースでお肌を守る!

おつかれさまでした。
今日もありがとう😘✨