Blog「星の光」

(2025年11月13日)

No.229 古代文字「岩」南紀熊野と岩の思い出

古代文字「岩」
山上に岩石の累々たる形の象形文字。
「岩」は「嵒」の省略形。「巌」の略字としても用いる。古くは「磐戸(いはと)」「磐座(いはくら)」「磐音(いはね)」のように、「磐」をその字に用いることが多く、それは概ね神事的な用語である。(白川静『字統』より)

熊野は紀伊半島南端部の和歌山県南部と三重県南部からなる地域。熊野三山とその参詣道である世界遺産・熊野古道で知られているところです。

私にとっての岩の思い出は、子供の頃しばしば家族で出かけた熊野古道の思い出です。
那智大社の山の麓に車を停めて、那智の滝に向かう川沿いのゴツゴツした巨岩だらけの道を1時間以上かけて登っていく。熊野古道のひとつのルートはちょっとしたアスレチック体験。とても楽しかった記憶です。

その一方で、ダイナミックで力強く隆起した岩が作り出す、荒々しくて美しい海岸も熊野の魅力のひとつ。地球が岩石惑星だということを思い起こさせてくれます。

奇岩「橋杭岩」(はしぐいいわ)
南紀熊野ジオパークを代表する絶景パワースポット。
父と母の新婚旅行写真です。
パパかっこいいし、ママも可愛い👏

この夏、実家の押し入れの奥から出てきた古いアルバムに、亡くなった両親の新婚式&新婚旅行の写真がたくさんキレイに整理されていました。
両親の新婚旅行の地が、紀伊半島のパワースポットとして知られる「南紀熊野ジオパーク」だったなんて今頃になって初めて知りました。
とても幸せそうで、ステキな写真ばかり…。

このジオパークの象徴的な景色「橋杭岩」は、高さ約15メートルの大小約40の岩塔が約850メートルにわたって一直線に並ぶ、神秘的なパワースポットです。

「南紀熊野ジオパーク」は、和歌山県の新宮市、白浜町、上富田町、すさみ町、那智勝浦町、太地町、古座川町、北山村、串本町、奈良県十津川村の一部の10市町村にまたがる地域。
「プレートの沈み込みに伴って生み出された3種類の大地、それらが作る独特の景観、温暖湿潤な気候がもたらす多種多様な動植物、そしてそこから生まれた熊野信仰や筏流しなど、数多くの優れた自然や文化を体感できるところ」です。
「南紀熊野ジオパーク」公式サイトhttps://nankikumanogeo.jp/

今日のおやつ
もう遅いので、ターメリックティーにMCT95%のココナッツオイルでケトン体✨

おつかれさまでした。
今日もありがとう😘