Blog「星の光」

(2025年2月17日)

No.70 古代文字「茶」 伊勢「おはらい町」でちょっと休憩

古代文字「茶」

「余」を声符とする文字ということですが、『字統』には古代の「茶」という字形は1つも掲載されていません。古代の用例として明確な史料がないのだと思います。
そこで、草冠と「余」の古代文字を組み合わせて書いてみました。「余」は把手のある細い手術刀の形らしいですが、「茶」の声符なので、意味のつながりはありません。

今日は内宮の域内別宮の紹介に入る予定でしたが、
すみません、Blogお伊勢参り記事、立春の2月3日から書き始めて、2週間近く。
お伊勢参りのスタート地点「禊の浜」も紹介できたのが嬉しくて、勝手に悦に入ってましたが、これからいよいよ本丸というときになんですが、
なんだか、ちょっと、、、他のこと書きたくなってしまいました😆

それで、閃きました✨🍵🍵🍵✨

伊勢の国は伊勢茶が美味しいところ。
ということは、伊勢の神様方はきっとお茶お好きなんですね💡
だから、まさかの一時中断でも喜んでくれるはず✨

と、また勝手な解釈で、予告と違って申し訳ないですが、内宮の鳥居の近くから続く、素敵な「おはらい町」でお茶することにします。

「伊勢茶」は、伊勢市だけでなく、三重県内で生産されたお茶のことをこのように呼びます。
三重県は南北に長い地形で、山や海など自然に恵まれています。大半の地域の年間平均気温が14~15度と温暖なことから、お茶の産地として適しており、お茶の栽培面積・生産量・生産額が、静岡県、鹿児島県についで全国3位です。特にアミノ酸の一種である「テアニン」を多く含んだ「かぶせ茶」の生産量については、 全国1位で、三重県全体の生産量の約3割を占めています。 その他にも、「煎茶」「深蒸し茶」が多く生産されています。(伊勢茶ネットより)
農林業だった祖父の家でも、美味しいお茶の葉も栽培していました。三重の郡部ですがれっきとした✨伊勢茶✨です🍵🍵🍵

お伊勢参りで、ちょっとお茶といえば、やっぱり「おはらい町」です。
「おはらい町」とは、伊勢神宮内宮の宇治橋前から猿田彦神社方面へ真っすぐ続く美しい石畳の通りです。この通りには、たくさんの土産物店・飲食店や商家が建ち並び、お伊勢さん特有の切妻・妻入り様式の軒を連ねた街並みが、宇治橋から五十鈴川に沿っておよそ800m続いています。

朝のおはらい町


域外の別宮を回って再び夕方おはらい町に戻ってきます

おはらい町の中程、赤福本店前あたりの横丁一画に「おかげ横丁」があります。この区画は江戸期から明治期にかけての伊勢路の代表的な建築物が移築・再現されていて、レトロな雰囲気が楽しめます。


おかげ横丁の宝くじ売り場

「おはらい町」でお茶といえば「赤福」です。
赤福は、駅のKIOSKでもたいてい買えますが、内宮の「おはらい町」には座ってお茶と一緒にいただけるお店が2店舗あります。

すぐ下の写真は、内宮の鳥居からすぐ近くにある赤福で、こちらはお店は本店ではありません。
五十鈴川を眺められる奥の方まであります。

赤福餅の誕生は、300年以上昔の宝永4年(1707年)。名前は「赤心慶福」(せきしんけいふく)の言葉から2文字「赤福」と名付けたと言い伝えられているということでした。「赤心慶福」とは、「赤子のような、いつわりのないまごころを持って自分や他人の幸せを喜ぶ」という意味の4文字熟語で、赤福の社是でもあるそうです。

赤福の包みとおんなじです

赤福の「赤い釜」「三宝荒神様がやどるところです。荷物を置いたり腰をかけたりしない様にお願いします」と書かれています。三宝荒神(さんぼうこうじん、さんぽうこうじん)は、仏法僧の三宝を守護する神様らしいです。

この下の写真が赤福本店です。赤い釜は赤福本店にもあります。

赤福2個とほうじ茶で400円
正面は五十鈴川


おはらい町にある百五銀行五十鈴川支店


三十三銀行のおみくじつきATM


五十鈴川郵便局


おはらい町にはスタバもあります。
メニューは他のスタバと同じ。


伊賀の組みひものお土産物やさん

ついでに、お食事のこと

お伊勢参りの時のお食事は、いつも「すし久」です。
伊勢名物料理「てこね寿司」の老舗です。

「てこね寿司定食」2200円✨

「てこね寿司」(写真左)と伊勢芋のとろろと、伊勢名物のあおさの赤だしとエビの天ぷら付き。
エビの天ぷらとエビフライもこのお店の定番メニュー

それから、この写真には写ってませんが、「神都ビール」という伊勢の地ビール飲んじゃった。
女子が一人でBeer飲んでるなんて…とチラと思ったりもするのですが、、、あー美味しかったーっ😆

普段、低糖質食がんばってるご褒美✨
ごちそうさまでした🙏

今日の市ヶ谷亀岡八幡宮の梅

 

情報源
伊勢茶ネット
https://www.isecha.net/

公社伊勢市観光協会公式サイト

おはらい町・おかげ横丁