





古代文字「豊」
象形文字。
以前のBlogNo.41でも「豊」を書きましたが、その時は甲骨文字だったので、今回は字形の異なる金文です。
字源は、「豆」(とう)という器にものを盛って入れた形。
金文とは青銅器などの金属器に鋳込まれた文字で、丸みがあるのが特徴で、図象文字のような字形も多くて大好きです。
お伊勢参りは、いよいよ正宮です。
別宮、摂社、末社合わせて伊勢神宮百二十五社。別宮から紹介を始めましたが、実際には、短期間で全てに参拝することはできないですし、外宮の正宮を先にお参りしてから移動して、内宮の正宮に参拝して、時間的に余裕があればそれぞれの域内別宮にもお参りして、さらに余裕があれば域外の代表的な別宮にもお参り…というのが一般的だと思います。
神宮の公式サイトにも、外宮を先にお参りするのがならわしで、そのほかの別宮にもぜひお参りください…と書かれています。
今日は「外宮」(げくう)。
正式には「豊受大神宮」。ご祭神は豊受大御神(とようけのおおかみ)です。衣食住、産業の守り神とされる豊受大御神は、内宮の御鎮座から約500年後から約1500年前に内宮の天照大御神のお食事を司る御饌都神として丹波国から現在の地にお迎えされました。以来、外宮では1500年間途絶えることなく、毎日朝と夕の二度相殿神及び別宮の神々にお食事を供える「日別朝夕大御饌祭」(ひごとあさゆうおおみけさい)という神事が続けられています。
朝と夕の二度、日々奉られる神饌は、御飯三盛、鰹節、魚、海草、野菜、果物、御塩、御水、御酒三献と品目が定められ、それに御箸が添えられます。神饌を盛りつける素焼きの土器も神宮で作られています。
神饌は御饌殿の中で天照大御神を始め両宮と別宮のご祭神にお供えされ、禰宜が御饌殿の前で祝詞を奏上し、皇室のご安泰、国民が幸福であるようにと、日々祈りが捧げられています。
さらに、神宮公式サイトでは、神饌の準備について次のように説明されています。
神饌を調理するのは忌火屋殿という建物です。神に奉る神饌は特別におこした火で調理することになっており、その火を清浄な火という意味で忌火と呼んでいます。忌火は神職が古代さながらに火鑚具を用いておこした火でなければなりません。また、御水は外宮神域内にある上御井神社から毎日お汲みしてお供えされます。
早朝、前夜からお籠もりした神職によって神饌が調理され、準備が整うと、忌火屋殿の祓所で辛櫃に納められた神饌を御塩でお清めして御饌殿にお運びします。
食と食を整えるあらゆることがここまで神聖な神事となるほど、古代は食べることがそのまま生きること、食が生命そのものだったのだなと思いました。
JR伊勢市駅からまっすぐ徒歩10分くらいでこの写真の外宮前に着きます
手水舎
手水舎のすぐ左に、せんぐう館があります。
写真はその前の池。
せんぐう館は式年遷宮のことが学べるミュージアムです。
一つ目の鳥居
二つ目の鳥居
神楽殿
御敷地
次の令和15年の式年遷宮で外宮の正宮が建てられる場所
今はこのお隣に正宮があります
「三ツ石」とその向こうに広がっているのが御敷地
「三ツ石」の前で、御装束神宝や奉仕員を祓い清める式年遷宮の川原大祓が行われるそうです。
正宮に向かって三ツ石を左側に行くと、御池と亀石があって三つの別宮に続いています。
ご正宮
この木の塀の中に社殿があります。
塀の中は撮影できません。
私が紹介するより、公式サイト見た方がよっぽどわかりやすいのですけど、またたくさん書いてしまいました。
今日もジムの帰り道、冬の夜空を眺めました。
星がたくさん見えてます✨
おつかれさまでした
今日は、お食事を司る御饌都神(みけつかみ)の豊受大神さまを紹介できたので、
私も神様にご奉食✨
玉ねぎたくさん入れて、💓もたくさん入れて野菜スープ…✨
今日もありがとうございました🌹
情報源
伊勢神宮公式サイト
https://www.isejingu.or.jp/