Blog「星の光」

(2025年2月24日)

No.77 古代文字「宝」 Blogお伊勢参り最終回 短歌(12)

古代文字「宝」
旧字は「寶」。「宀」(ベン)は廟所。
廟所に玉や貝を供薦する形で、その供薦するものを宝という。『字統』より一部抜粋。
それから『字統』の説明の中には書かれていませんでしたが廟の中に「貝」が入ってます。

「立春、ふるさと三重に帰省しました」という書き出しで、一連のBlog(No.57「 古代文字「宮」伊勢神宮と別宮」からNo.76「古代文字「国」と三重縣護国神社と靖国神社」まで)をUPして、昨晩がちょうど20日目でした。

実際の帰省期間は、わずか2泊3日。
そのうち半分は家の用事と掃除に費やし、お伊勢参りは1日とほんの少しの時間だけでしたので、帰省時にはこんな一連のBlogをUPしようなどという発想は全くありませんでした。

ですが、実際に帰省してみると、2月でも穏やかな紀伊半島の自然、ご近所さんや土地の温もりを感じたり、大切に記憶しておきたい故郷の空や伊勢の海、気がついたらお伊勢参りBlogを始めてしまっていました。

最後に大好きなスサノオノミコトに戻ってきて、地元の三重縣護国神社と、これまであまり話すことがなかった故郷のことも紹介できて、なんだか、2泊3日の帰省が20日間の旅だったような不思議な気分です。

写真の貝殻、大きい方は実家近くの浜辺で母と拾ったもの。メモ用紙に古代文字「貝」を書いたときにも写真を載せました。
小さい貝殻は、古代文字「濱」でも「天」でも話題にした二見浦の禊の浜で拾ってきました。どちらも宝物。持って帰ってきました。


これは去年の写真ですが、津市海岸町の浜辺です


伊勢の二見浦

遠くない将来、故郷の家を手放す時になってみて、三重ってなんて素晴らしいところだったのだろうと、初めて気がついたことが山のようにありました。
一方で、小さい頃から私を包んでくれていた何かが、故郷でも東京でも身近なところにいつも溢れていたということにも気がつきました。

よくある話です。

ですが、身をもってこういうことを実感して、もう一つ大事なことに気がつきました。
それは、何でもありとあらゆるものが、私の外側だけでなく内側にも、いつでも私とともにあるんだな…という感覚。
これも宝物の一つになりました。

ちょうどそんなことを思っていたとき、思いがけない出来事。
もう1週間たちましたが。
このBlogお伊勢参り20日間!?の旅のハイライトみたいなタイミングで、人生の中で一番うれしくて一番の宝物になった出来事がありました。
宝物なので、大切にしまいましたけど、宝物って、感謝の気持ちがあふれてくる物事なんだなと思います。

今日もおつかれさまでした。
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荒御魂 吾を壊して輝けり わたしの甕星わたしの素戔嗚💓🐵💓
Hoshi no Hikari