





古代文字「曙」
「署」(しょ)を声符とする形声字。『説文解字新附に』「暁なり」とあるそうです。
また、中国の古い書物には「曙戒(しょかい)怠ることなかれ」とあり、その日の計画を早朝に検討することをいう。と『字統』には書かれています。
ありがたい春の訪れ。
春は、自分の内側から理由のない静な喜びがフツフツと湧いてくるような日が増える季節です。
そんな季節の喜びを伝えられる春の文字を探していて、ふと心に浮かんだのが清少納言の『枕草子』。
私はやっぱり昭和のアナログ人です。
「春はあけぼの。やうやうしろくなりゆく山ぎは。少し明かりて、紫立ちたる雲の細くたなびきたる。」
「春は、明け方(が良い)。次第にはっきりしていく山の稜線に近い空が、少し明るくなって、紫がかった雲が、横に細長くかかっている(明け方が良い)」という意味。
ご存知のように清少納言は、平安時代中期の中宮貞子に支えた女房で、『枕草子』は仮名を中心に和文体で書かれた随筆です。
その時々の情景を象徴する言葉を軽快に選び取って、つないで一つの世界を作り上げていく。そんな感性の豊かさと頭の回転の速さのバランスがとっても素敵な清少納言。気位が高そうなところも何だか素敵です。
私が生まれ育った実家は、東側に海岸があり、1年を通して海から日が昇るので、
「春はあけぼの。やうやう朱に滲む水平線。少し明かりて、薔薇くれないの雲の細くたなびきたる。」
という感じです。
海の夜明けは燃えるようなオレンジ色とローズピンク。
たいてい、元日の朝は初日の出を拝むために、ご近所さんも少々遠くからの人々も、近所の海岸の堤防に集まります。
水平線がバーミリオンに染まって、水平線より上の空の雲が紅く染まり、朝日がその最初の光を放つ瞬間はどよめきが起こります。そして柏手を打って新しい1年を寿ぐ。そんな特別な日の出ですが、よく考えたら365日同じような日の出が繰り返されています。
毎日同じ暁でも、節目としての元日の日の出はやっぱり特別なのですね。
同様に、春のあけぼのが特別良いのはなぜでしょうね・・・
気象条件など、春は暁の光が一番美しく見える季節なのかもしれませんが、長い冬を越した後に、日が昇る瞬間を迎えるのは、元旦とはまた異なるありがたさ。
清少納言が同じように感じたかどうかはわかりませんが、「冬きたりなば春遠からじ」そして「春は来ぬ」を、春のあけぼのの光が象徴的にリアルに体験させてくれるからではないかと感じます。
「冬きたりなば春遠からじ」は、イギリスの詩人シェリーの「西風に寄せる歌」に出てくる表現 If Winter comes, can Spring be far behind ? の日本語訳。
辛いことがあっても大丈夫、必ず良くなる、ということを意味するフレーズ。
久しぶりに昔の文学思い出しました。
しんみりしていたら、今日は思いがけず、あるひと言にたくさん笑えて、良い1日でした。
いつもありがとう😘
今日のおやつは桜餅✨
和菓子屋さんに行けなかったので、コンビニ桜餅なんですが…美味しかったです。
お抹茶は遅い時間は飲めないので(眠れなくなるので)、普通のお茶。今日一日に感謝しながら、70度で丁寧に淹れました💓
通っているジム、毎日朝7時から23時までオープン、いろいろなエクササイズもやってます。
今日は、ボクシング🥊と固定式バイク(自転車)のTOP RIDEという夜開講のエクササイズ、2つ続けて出てきました。
ボクシングは、小指からしっかり拳を握ると教わっています。
昨日、Y’s universe のライブでも、どんな動作の時でも、小指を意識し小指にも力を入れると中心軸がしっかりすると教わりました。
それで、今日はボクシングの時いつもよりも小指に力を入れて練習してみたら、ゆらゆらせず身体が十分回転してパンチの音がスパッ✨といい感じでした。
ジムのレッスンスタジオ。
この写真は、TOP RIDEの準備が整ったところでパチリ✨
インストラクターさんのリードに合わせて、Up &Down 姿勢を変え、映画みながらひたすら漕ぎ続けます。
立ったまま漕ぎ続けるのがすごくハードで、太ももと腕の筋肉がプルプル。
でも、宇宙空間や摩天楼の中を潜り抜けるバーチャル映像と大音量のアップテンポな音楽で辛さも半減。
👽が遊びに来てくれそうなエクササイズです。