Blog「星の光」
Blog「星の光」一覧
古代文字「豊」 象形文字。 以前のBlogNo.41でも「豊」を書きましたが、その時は甲骨文字だったので、今回は字形の異なる金文です。 字源は、「豆」(とう)という器にものを盛って入れた形。 金文とは青銅器などの金属器に
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金文「祈」 形声字。声符は「斤」(き)。 後漢代の『説文解字』に、「福を求る祭なり」とあり、前条の「祓」(ふつ)に「悪を除く祭なり」というのと合わせて、祭祀にこの二義があるとする。祈雨、祈年のように年穀を祈り、また祈寿・
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甲骨文字「祭」 『字統』では、「祭」は「肉」と「又」(ゆう・右手のこと)とに従う。「示」は祭卓で、その上に肉を備えて祭る、とあります。また、『説文解字』に「祭祀なり」と掲載されていることを取り上げ、それに対して「祭」は人
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古代文字「茶」 「余」を声符とする文字ということですが、『字統』には古代の「茶」という字形は1つも掲載されていません。古代の用例として明確な史料がないのだと思います。 そこで、草冠と「余」の古代文字を組み合わせて書いてみ
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甲骨文字「風」 形声字。声符は「凡」(はん)。卜文の(=甲骨文字の)風の字形は、鳳形の鳥の形で、その右上に声符として凡の字を加えていることがある。 風の字が、鳥の形、それも鳳の形でしるされているのは、風はその神鳥の羽ばた
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