Blog「星の光」

Blog「星の光」一覧

甲骨文字「風」 形声字。声符は「凡」(はん)。卜文の(=甲骨文字の)風の字形は、鳳形の鳥の形で、その右上に声符として凡の字を加えていることがある。 風の字が、鳥の形、それも鳳の形でしるされているのは、風はその神鳥の羽ばた Read more
甲骨文字「土」 土を丸めた地主神の形。土が社の初文。 『字統』によれば、甲骨文字の占卜で、東土・西土など四方の土に区分され、そこで受年(豊作)などを卜っていることが多い。その土は、社を中心とする経営地として、王室の直轄に Read more
古代文字「賀」 会意字。「加」は農具のスキ。スキを祓い清めて、その生産力を高めるための儀礼を示す。貝も生産力を高め、魂振り的な呪能をもつとされるもので、両者を合わせて、生子儀礼や農耕儀礼に用いる字だということです。 食料 Read more
古代文字「倭」 形声字。声符は「委」(い)とする形声字。 白川先生の『字統』によれば「「委」は稲魂(いなだま)を被って舞う女の形で、その姿の低くしなやかなさまをいう」そうです。 稲魂(いなだま)ってなんだろう!? ってこ Read more
金文「暦」 会意字。旧字は「厤」(れき)と「日」(えつ)とからなる文字。「厤」は軍門、「日」は祝詞を収める器で、軍門においてその功歴を旌表(せいひょう・人の善行を称えて広く世に示すこと)することを暦という。字形は、軍門の Read more