古代文字の世界
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古代文字「倭」 形声字。声符は「委」（い）とする形声字。 白川先生の『字統』によれば「「委」は稲魂（いなだま）を被って舞う女の形で、その姿の低くしなやかなさまをいう」そうです。 稲魂（いなだま）ってなんだろう！？ ってこ Read more

金文「暦」 会意字。旧字は「厤」（れき）と「日」（えつ）とからなる文字。「厤」は軍門、「日」は祝詞を収める器で、軍門においてその功歴を旌表（せいひょう・人の善行を称えて広く世に示すこと）することを暦という。字形は、軍門の Read more

甲骨文字「月」 月の象形。 いくつもの字形がありますが、全て三日月の象りでした。 先日は、天照大神の弟神の月読尊をお祀りしている「月讀宮」に参拝に行くことができて嬉しかったです。それで、今日は感謝の気持ちを込めて古代文字 Read more

古代文字「芸」 若木を奉ずる形。 なんとも古代文字らしい一文字、ステキな字形です。 若木を種えるのは、神事的な、また政治的な意味を持つ行為であったらしく、祭儀に関して用いられたそうです。 こんにちは。 今日は「天宇受売命 Read more

甲骨文字「玉」 『字統』にはいくつもの古代文字の「玉」が掲載されていましたが、こちらはその中の一つ、甲骨文字の「玉」です。玉を紐で貫いた象形。「玉」は美しい石のこと。 白川先生は、「玉」は後漢代の字書『説文解字』には「石 Read more